変わらぬふたり
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私は恐る恐るメールを開く。 『今から店に入るよ。』 という題名。本文はない。 奇っ怪なメッセージに私の呼吸が荒くなる。 そして、ドアベルがカランと鳴った。 怯えるように店の入口を見る。 そこには、あの頃と変わらない彼の姿があった。
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