もう一人の探偵

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中途半端な誤魔化しを受けたが、今に始まった事ではない。 愛花から鍵を受け取り、二人も自分のコテージを確認する。 コテージの場所はロッジから西の方角。 そのすぐ南の方角には鳥居が一つあり、更に南には泰造と希美のコテージがあった。 「んじゃ、行くか」 「萬屋さんはどうするんですか?」 「俺は一通り探索はしたし、このロッジで休んでるさ」 「じゃあ私達と一緒に行きませんか?コテージの方向もほぼ一緒ですし」 「そうね。じゃあ天宮さんと一緒に…」 「愛花でいいですよ」
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