もう一人の探偵

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言われずもがな。 「二人共~!行きますよ~!」 三人は声のした方向を見る。 そこには、ちゃっかりと手を繋ぐ程仲良くなった二人がいた。 「言っとくが、引抜きすんじゃねえぞ?希美ちゃんは俺の立派な仲間なんだからな」 「分かってますよ」 お互いに笑い合い、二人は外へ、泰造は拓真の元へと行く。 (さて…どうなる事やら…) それは風の吹くまま、気の向くまま。 明日以降の事は、明日以降の自分だけが知っているのだから。
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