四つの鳥居

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「これは…銅系の鉱石かしら…?」 その為か、鮮やかな赤ではなく、どちらかと言うと茶色に近い。 「どうです?何か分かりましたか?」 ふと、後ろから直人に声をかけられる。 「あれ?浅葱ちゃんは?」 「少し寝るそうです。一通り探索し終えたら、起こしてくれって…」 何しに来たんだ、あの人は。 誰しもが思ったが、口には出さない。 「分かったも何も、銅で出来てるって事だけよ」 「まぁ、まだ初日ですしね…本格的な捜査は明日ですかね」
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