194人が本棚に入れています
本棚に追加
「これは…銅系の鉱石かしら…?」
その為か、鮮やかな赤ではなく、どちらかと言うと茶色に近い。
「どうです?何か分かりましたか?」
ふと、後ろから直人に声をかけられる。
「あれ?浅葱ちゃんは?」
「少し寝るそうです。一通り探索し終えたら、起こしてくれって…」
何しに来たんだ、あの人は。
誰しもが思ったが、口には出さない。
「分かったも何も、銅で出来てるって事だけよ」
「まぁ、まだ初日ですしね…本格的な捜査は明日ですかね」
最初のコメントを投稿しよう!