四つの鳥居

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「直人君、見た目に反してタフですからねぇ…あ」 「何や賑やかや思たら、自分らやったんか」 森の方から現れたのは、友和だった。 「どや?何か手がかりでも見つけたか?」 「んー…やっぱり鳥居ですかね」 「ちょっ…!?」 あっさりと自分の考えを口にする愛花を、希美が止める。 「愛花ちゃん馬鹿なの!?向こうはトレジャーハンターなのよ!?」 「はい」 「そんなポロッと言って、横取りされたらどうすんのよ!?」
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