シンデレラレッスン9

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ーーーーーーーはっ ボーとしてる間に生徒の自己紹介も終わって、委員会の役決めをしていた ひゅ~!危ない危ない また『恐怖の美化委員会』になるとこだった まだ、体育委員と図書委員も残っている ―――どっちにしようかなあ~? 悩んでいる私の手を掲げみつお君が 「は~い、美化委員は『みいとみつお』がしま~す」とにっこりしている ーーは?み、みつお君~? 「お~そっか、頑張ってくれよ?」 と、ご機嫌な哲っちゃん 「みつお君?イヤ…それだけは…嫌!」 半泣きでみつお君に抗議する 「何いってんの?みい! 俺達がやらなきゃ、誰かがしなきゃいけないんだよ?自分さえよければいいの?みいはそんな子だったの?」 ーーーぐっ…… 「わかりました………やります」 「よかった~!俺委員長に推薦されててさ~!みい、副委員長ね~決定!明日の美化委員会を変えていこ~!」 ーーーくっそ~みつお君め そういう事か! 半泣き顔でにらみつける 「ま………そんな可愛い顔すんなって 俺と放課後一緒に帰れるダロ?」 あははと笑うみつお君が憎たらしい 3年生になった一日目はこうして終わった
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