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『七者面談』
倉田家はお父さんお母さん私
神宮寺家はお母さん、ユキさん、みつお君
進路指導室で哲っちゃんと共に進行していた
お父さんは最初反対していた
だけど私が現時点で行ける高校が荒れているらしいのと通学に時間がかかることを心配した
その点、スズカゲは電車で一駅という近さ!
学力のわりに入ってしまえば、のびのびしている校風でクラブ活動も充実しているが………
｢いい学校なんだが、みいの学力では無理だろ？
今後の二人の精神的な負担を考えると賛成できないなあ｣
｢倉田さん？
美依さんが受験しなかったら
光雄は家出てるといってるんですよ!取りあえず、受けさせて貰えないですか？｣
ギラギラした目のみつお母
さりげなくかわす営業部長の父
｢みつお君は…大工は本当にやりたい事なのか？｣
｢家を出たいが本音です
スズカゲも、親が行けといってるだけです｣
ユキさんが切なそうにみつお君を見てる
｢ただ、みいと一緒に行けるなら
それもいいかなあって正直、思ってます｣
深いため息を吐く哲っちゃん
｢神宮寺？勝算はあるのか？
お前、自信あったみてえだけど｣
｢ありますよ？｣
みつお君が自信に満ちた笑顔をする
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