シンデレラレッスン10

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「佐々原の事か?」 ………『佐々原』って黒髪サラサラ君だよね…… リョウ君がそっと起きあがり 私の腿の付け根に座る お、重い 「ってゆうか、リョウ君知ってんの?」 「ああ……最近亜依のまわりチョロチョロしてる奴」 「ど、どうするの?リョウ君!亜依ちゃん告白されて…その、ちょっと嬉しそうだったし…盗られちゃうよ?」 冷た~いグレーの瞳がチカっと光る ーーーあれれ?知らなかった?それは………… 「ったく! 浮かれやがって」 そういって、自分のシャツのボタンを外していく 「リョウ君?あの~~?どいて?」 シャツを脱ぎ捨て上半身裸のリョウ君 引き締まった身体が綺麗だ……… って違う違う!何事~? 「まだ、隠してる事ある?」 ひっっ……も~やだ~恐い~! 「早く言わないと、オレみつおに殺されちゃうよ?」 そういって、リョウ君は私に口づけた ええ~~~~~~~~~~~!? 「な、何やってんの?バカですか?ちょ?リョウく………」 何度も唇を重ねるそれは『キス』だ! 間違いない! メチャクチャに暴れる私を楽しそ~にあしらうリョウ君 「やべ~~!ノッテキタわ…とまんね~ぞ、みい?」 最低~~!やめれっバカ! 手が、シャツの下から入ってきた! ゆるやかに上昇しはじめる 「ち、ちょっと?リョウ君!」 ブラを押し上げて温かな手が膨らみを包む リョウ君!? 見上ると そこにいたのは、 いつもの優しいお兄ちゃんではなかった 知らない!見た事ない男の人の顔 「みい…………かわいい声、きかせろよ?」
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