シンデレラレッスン10

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―――――何でも出来て、優しく    格好いい    みいの自慢のお兄ちゃん  「おね…がい……やめ…て!」  シャツのボタンが外され   露になった肌に  大きな手が 唇が  這っていく  思わず、のけ反った身体に  容赦なくその手が  甘いしびれをもたらせた  「やあっ あっっ 」  『かわいい声……きかせて?   ……………そっくりな声…   もっと…………………………」  ―――――『亜依そっくりな』? ーーーーーーーー 「ーーーーキスだよ」 涙がポロポロ出てくる リョウ君は手を止めて私を眺める 「亜依ちゃん、キスしてたよ!」 どうするんだよ~!リョウ君! っってわんわん泣いた リョウ君は、私を優しく起こしてくれると シャツのボタンを閉めてくれた 『…………………ごめんな?みい       もう、お前を守ってあげれなく      なるかもしれない』 ――――――――リョウ君は淋しそうな顔して               優しく抱きしめてくれた        ーーーーーリョウ君と過ごした幼かった日々が            その日終わった      
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