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「凄く、綺麗だ……」
はにかみながらソッと頬に手が触れる
ううん、綺麗なのはみつお君だよ?
スラッとした長身と…少し異国の血を感じさせる美貌
どんどん素敵になってくね
うっとり見てたらフワッと抱きしめられた
「み、みつお君?」
「黙って?」
気がつくとユキさんはいなく
私達二人だけ
みつお君の身体がゆっくり離れると
私の首には、銀色のネックレスがかかっていた 先っぽには水色の石…ダイヤ?
「プレゼント 受け取って?」
「ええっ!私、誕生日じゃないよ?こ、こんな高級品貰えないよ!」
「そんな高い物じゃないけどね…気にしないで?俺 中学生だけど半分は社会人だから」
そう言って、鏡の前に連れていってくれる
キラキラして綺麗だけど……
「や、やっぱり受け取れないよ~!」
背後から抱きしめられた
「うるせー 『今日はまかせて』っていっただろ?」
わる~い顔したみつお君が鏡に写ってる
「口ごたえしたら、犯すぞ!」
青ざめる私
時々、みつお君…恐いんだけど…
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