シンデレラレッスン11

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哲っちゃんねえ…いつから? 考えこむ私に 「こら、みい?気になるのはわかるけど 今は二人で楽しもう?」 そして、手を差し出される その手を取るとゆっくり会場を歩きだした 気品ある美貌のみつお王子 会場内の人々は息を飲んで魅力されている 隣の私は普通だよね…… 今迄、気付かなかったけど なんで『私』なんだろ? バンドの生演奏 煌めく照明 たまたま、友達になった 好きだといってもらったけど 私なんかで、いいのかなあ? みつお君の色素の薄い瞳が私を捕らえる 「つまらない?」 ううん!そんな事ないよ くすっと笑うみつお君 腰に彼の手の温もりを感じた 「……………おいで」 魅惑的な彼に捕らわれた私 吸い寄せられる様に そのまま、会場を後にした
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