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「ええ~!寝るお部屋一緒じゃないの?」
プールの後、軽く食事をして遊戯場で遊んだ
そろそろ寝ようと部屋に来たら別々だった
「つまんないよ~!お泊まり会なのに別々なんて~!」
ブーブー言う私に呆れてるみつお君…
「あのね~!みい?忘れてるかも知れないけど、僕たち中学生なんだよ?思春期の男女が同じ部屋ってマズイの!」
ウチではいつも一緒じゃん!じゃあ、もうちょっと夜更かししよ~!食い下がる私を、しぶしぶ部屋に入れてくれるみつお君 やった~!
ゴージャスな部屋をキョロキョロ探検
フカフカのおっきなベッドに飛び込む 気持ちいい~!プールの後の心地よい疲れが睡眠を誘う 駄目!駄目!勿体ない トランプでも探そう……
「寝な?俺隣の部屋行くから」
苦笑して出ていこうとする、みつお君のシャツを掴む
「一緒に寝ようよ~!」
みつお君となんだか離れるのが淋しい
いつも、一緒だからかな?
ピクンと肩を揺らし振り向いたみつお君の顔は
いつか見た『肉食の獣』…………………
「ーーーいいよ?一緒に寝よ」
…………………息を飲み……後ずさる……
「教えてあげるよ『 男 』と寝るってこと」
私……何か 間違えた……?
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