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苦しいよ～！
口の中で何か動いている
―――――みつお君の舌？
暴れる私の足がみつお君の腰に撒かれた
バタバタするけど、
みつお君の腿が邪魔で動けない
逃げても逃げても追ってくる舌
『苦しいよ！』
舌が、するっといなくなる
｢鼻で息しろ｣口付けたままそう言って
また、深いキスーーーー
怖い！怖いよ！
逃げる私の舌を絡め取る
――――――？
私の内腿に何かあたった
｢やべっ 勃った……｣
……………は？
｢みい、やっぱりヤル？｣
……………ヤル？
みつお君が腰を押し付けてくる
…………………！！！！
｢キャーーーーーーーーーーーーーーー！！｣
ギヤーギヤー泣く私
｢お前こんなんで泣いてたらこの先大変だよ？｣
うるさいっ離れろ！エロ男！
きっと睨む私に
｢一度経験しとけば、後は俺を求めるようになるぜ？やっとく？｣
ヤラナイわっ バカ！
バカなのは、私……
みつお君を『王子様』なんて思った自分が恥ずかしい
彼は、普通の15才の『男』だった……
おとぎ話なんて現実にはないのです
みつお君を殴り倒し逃げていった………
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