シンデレラレッスン2

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時刻は4時30分 雨が降っているとはいえ 6月の夕方はまだ明るい 傘を差して歩道側を歩いてくれる 優しい みつお君 中学二年生という微妙な年齢 (自分でいうのもおかしいケド) いつも一緒にいる私達に 不思議と、周囲が何もいってこなかった 特に男子は幼い頃から知ってるだけに 茶化されないかと不安であったが ごくごく自然だった みつお君の人徳なのか 私の色気が足りないのか…? いやいや とにかく 今はこのままがいいな 友達は沢山いるけど 『腹心の友』 つまり、マブダチ? 私はみつお君に対して そう感じていた 「ハラヘッタ~」 腹心の友のハスキーなボヤキが 聞こえてきた
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