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部活が終わって駅の前を通りかかると
遠巻きに人が集まっている
すぐわかった 『リョウ君』だ……
さらに、磨きがかかったその容姿は
凄みさえある
『声』をかけられない程の圧倒的な
存在感
だけど人を魅了させずにはいられ
ずに、惹き付けられた人は遠巻き
でその姿を魅ている
いつもの光景
リョウ君は無頓着にケータイいじってる
待ち合わせか?
「リョウ君!久し振り」
グレーのカラコン入れた眼が
俺を捕らえた
「おおーみつお でかくなったな!」
「まだ、リョウ君には追いつかないけどね」
リョウ君は183センチつってたからな 後5センチか……
「みいは、勉強頑張ってるか?」
「まあね……それより亜依さんと上手くいってんの?」
嫌~な顔してるリョウ君
「上手くいってもらわなきゃ困るよ?人の女に手出しておいて」
深くため息をつくリョウ君
「みつお……ちょと場所変えようぜ?」
俺はリョウ君の後ついていった
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