王子様の課外授業6

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部活が終わって駅の前を通りかかると 遠巻きに人が集まっている すぐわかった 『リョウ君』だ…… さらに、磨きがかかったその容姿は 凄みさえある 『声』をかけられない程の圧倒的な 存在感  だけど人を魅了させずにはいられ ずに、惹き付けられた人は遠巻き でその姿を魅ている いつもの光景 リョウ君は無頓着にケータイいじってる 待ち合わせか? 「リョウ君!久し振り」 グレーのカラコン入れた眼が 俺を捕らえた 「おおーみつお でかくなったな!」 「まだ、リョウ君には追いつかないけどね」 リョウ君は183センチつってたからな 後5センチか…… 「みいは、勉強頑張ってるか?」 「まあね……それより亜依さんと上手くいってんの?」 嫌~な顔してるリョウ君 「上手くいってもらわなきゃ困るよ?人の女に手出しておいて」 深くため息をつくリョウ君 「みつお……ちょと場所変えようぜ?」 俺はリョウ君の後ついていった
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