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「あのね?リョウ君 亜依さんを最初…無理やり抱いただろ?
亜依さんにとってリョウ君は兄弟みたいに近い存在だった……それが急に『男』になったら戸惑うデショ?『女は弱いから大事にしてやれ』っていったの、どこのどいつ?」
驚愕の眼差しを向けてくる
「なんで、お前知ってんの?」
……そっちか!
「みいの様子がおかしかったから、あの日リョウ君ちに行ったんだよ?」
ふ~んと笑って
「みつお~興奮した?『亜依の声』」
「…………は?」
興奮は…………した みいそっくりの艶声
「みい、あいつヤバい!
色気半端ね~!
このオレが、持っていかれそうになった」
悪かったな~と笑ってるリョウ君
悪いと思ってんのか?
ジロって睨む
「次やったら、殺すからな?リョウ君」
ハイハイっていって
同じもん2つ頼んでるリョウ君
「たまには、つき合え」
おっさんみたいなセリフを吐く
俺はみいの家に電話して
今日は自宅に帰る事を告げた
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