シンデレラレッスン12

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―――――ハ.ナ.レ.ロ!!   バリバリとみつお君に引き離され 私と亜依ちゃんはみつお君の両腕に それぞれ、首をホールドされた ……………く、苦しい! ジタバタしてる亜依ちゃん 「亜依さん?頭冷やしな」 ホールドされたままみつお君に喰ってかかる 「何よ!!みいの肩持って!」 「そうじゃねーけど、落ち着けよ!」 うるさい、うるさいって暴れてる亜依ちゃんの体が後ろに持ってかれた 「な~にやってんの?オマエ………」 ―――――――リョウ君が呆れた顔して亜依ちゃんの身体を拘束した 「……………何で?」 亜依ちゃんがお化けでも見る目でリョウ君をみていた 「何でって………みつおから『キョウダイ喧嘩』してるって電話あったから来たんだけど?」 「で、デートなんじゃないの?」 亜依ちゃんがくちを尖らす はあ~~?って呆れるリョウ君 「誘われてたじゃん!」 「まあ、誘われたけど断ったぞ 何?オマエ……ヤキモチか?」 ニヤニヤするリョウ君 っつーか、それって完璧に八つ当たりじゃん!イラつくわ~! みつお君にホールドされたまま、喚く私の首がキュッて締まる 苦しい~!って 「ヤキモチじゃない!」 亜依ちゃんがリョウ君から離れようとジタバタする 「リョウは、女だったら誰でもいいんでしょ!?もう、私に関わらないで!」 ――――――――はあッとため息をつくリョウ君 「……………何度いったら伝わるんだ?  オレは亜依が好きだ!小さい頃からずっと―――――オマエだけだ……」
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