シンデレラレッスン12

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「…………し、信じられない!離して!」 亜依ちゃんはリョウ君から逃げようとする 感動の告白に、何いってんの? 「何、意地になってんの?亜依ちゃん!リョウ君を、好きな人一杯いるんだよ?……だったら、私貰うからね!?いいの?」 ――――「オイオイ……」とみつお君の声 「いいよ~?どうぞ、どうぞ!その代わり、みつお貰うからね!」 ――――「コラコラ……」とリョウ君の声 ーーーーー それからは、御互いに拘束されたまま口喧嘩 呆れるみつお君とリョウ君 「………………ふんっ!みいなんて、おバカの癖に!『スズカゲ』本当に受かると思ってんの?…… 笑っちゃう……………………」 ――――――パチン 亜依ちゃんがビックリしてリョウ君見ていた 頬っぺたを押さえながら……… 「亜依、それ反則……オマエ退場な?」 そう言って、リョウ君はうなだれている亜依ちゃんを二階に連れていった みつお君は、私を和室に連れていった ………………………………………………………… みつお君は 「わかってるよな?『売り言葉に買い言葉』本心じゃないの」 そういってポロポロ泣く私の頭をゲンコツした 「お前も、結構言ってたぞ?……誰でも触れて欲しくない部分あるだろ?それに……………」 オデコをこつんて合わせるみつお君 「スズカゲは『絶対受かる!』 俺を信じて?……みいなら、必ず受かるから」 みつお君が言うと そうかなあ~って思える うん……………頑張るよ ニコッとする私に そっと、優しいキスをくれた みつお君……………………ありがとう ――――――――――――――――――――――――― その後、リョウ君と一緒に泣きながら亜依ちゃんが誤りにきた 『ごめんね』…『私もごめんね』 二人で泣きながら仲直りした その日は、お母さんが帰ってきたら、めちゃめちゃなリビングをみてビックリしていた だけど、ひさしぶりにリョウ君がいて喜んでいた 夕食は五人で食べた 亜依ちゃんが、リョウ君の大好物のエビフライを自分のお皿から一本、リョウ君のお皿に入れてあげてた 照れくさそうな亜依ちゃんを リョウ君が嬉しそうにみていた
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