シンデレラレッスン12

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季節は12月になり、流石の私もプレッシャーで胃がキリキリしてきた 甘いの食べて癒されよ~と冷蔵庫に入れてた『マイプリン』を食べようとしたら……ない!!!!!!! みつお君………たべたな~~~! 「みつお君どこ~!?」 リビングを見渡すけど、ソフアでくつろぐお父さん(私の受験で春まで帰ってきた!ヤッホー!) キッチンで夕食のかたづけしてるお母さん ってことは?………洗面所から歯を磨きながら飛び出すみつお! 「待ちなよ!みつお君!食べたデショ?私のプリン!」 みつお君は、掴みかかる私をかわして、お母さんの後ろに逃げ込んだ! おのれ~!卑怯ものめ!お母さんは、みつお君にめちゃくちゃ甘い! 私は、お父さんに泣き寝入り「みつお君が~!………」って訴えた お母さんの後ろで『チッ』って顔してるみつお君に 「みつお~!勝手に食べるなよ~!」 と、新聞読み始めた ……それだけか…? 意地ける私に、『はい』ってアイスくれるみつお君 機嫌が治った私は、その後みつお君とソフアーでDVDをみた  みつお君の肩に頭を乗せて見ていると 「お前ら、近すぎだ~!」 ってお父さんが私の隣に座って、頭をグッて自分の肩に乗せる うん、お父さんの肩も気持ちいい~! 勝ち誇った様に笑うお父さんに、みつお君が怨めしそうに見ていたのは、気付かなかった 「亜依は、今日も遅いな…」 フキゲンそうなお父さん 「大丈夫だよ?リョウ君と一緒だもん」 はあ~とため息つくお父さんは、私の頭をナデナデしてくれると、 「美依、今日はお父さんと一緒に寝ような~?」 うん!やった~!お父さん~大好き~ 「あ~、すみません!無理です 休憩終わったら、確認テストあるんで……」 ―――――――――チッ お父さんが、怨めしそうにみつお君をみているのは    わからなかった………
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