シンデレラレッスン13

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――――――『みつお君が好き』 私、言っちゃった…? カア~!と赤くなる やだ、トンでもなく甘~い空気に流されてしまった…… 「………………みい?」 アワアワとする私に何故か無表情なみつお君 「…………取り消し出来ねーよ?ちゃんと言って!」 恐い位真っ直ぐな眼差し 「みつお君?ごめんなさい  あの…………今…はまだ……自分に自信が ないとゆうか…… 『凉影台』合格して  その…落ち着いたら聞いて下さい」 「みい…………気持ち分かるけどさ、スズカゲ合格を目標にしてたら…お前、落ちるよ?」 ―――――――――――――――へ? みつお君の深~~~~いため息 「『合格』はする!俺が教えて お前が頑張ってきたんだ だけど、目標をそこに置くなよ! 凉影台は、入ってからが大変なんだ」 「ええ~?そ、そうなの?『スズカゲ』に入ったら何があるの?」 ニッコリ笑うみつお君 「追い追いわかるよ?スズカゲ合格はゴールじゃない みいにとってはスタートなんだよ? そこに標準あわせんな? ーーーーだから言え今…お前の気持ち 俺にちゃんと聞かせろよ」 ――――――― みつお君が好き 迷いのない、 真っ直な眼差しをくれる 私を信じてくれる アナタに見つめられると 私が、私でよかったって思えるの ――――――――――――――――――――― 「みつお君が好きです」 「……………うん」 強く抱きしめられた ………ボソッて小さい声 「逃がさねえからな?」 ……………………………? みつお君? 聞こえないよ? ――――――――――― みつお君を見たら、優しいキスで ごまかされた…………………
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