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とうとう来ましたスズカゲ受験当日
その日は、朝から『トンカツ』だった
みつお君は朝だとゆうのにバクバク食べている
「お腹、壊すよ?」
なんで~?なんてモリモリ食べている育ち盛りのみつお君
うえっ胸やけしそう………
「みい~、みつお君~!先生お迎えに来たわよ~」
嗚呼緊張するよ~!ノロノロ玄関に行く
哲っちゃんが引率の為に車できてくれた
「おはよーございま~す……………
よろしく……お願いしまス……」
「おはよー倉田 お前イッチョマエに緊張してんのか?」
哲っちゃんの毒舌にも力なく笑う私
「神宮寺~?後で緊張ほぐしてやれよ?んじゃ行くか」
「みい!」
リョウ君が部屋着で走ってきた
いつものツンツン頭は、サラサラしていて
これも素敵だわ~と癒された
「これ、持って行け」
渡されたのは近所にある神社の御守り
「今、貰ってきた!新鮮だから御利益あるぞ」
リョウ君……ありがとー
やっぱり、リョウ君は私の大好きなお兄ちゃんだ!
「一杯頑張ったんだから大丈夫だ!」
うん、ありがとー!
「リョウ君大好き~!」
抱き付く私に、
「御守り新鮮って………貰いたてだからって御利益ある訳じゃなくね?」
みつお君の冷たい声
「うるせ~!オマエのはねーからな!」
プンプン怒っているリョウ君と
お父さんとお母さんに見送られて出発した
ちなみに、亜依ちゃんはまだ寝てる
リョウ君?アノヒト朝弱いから
結婚したら大変だよ~!?
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