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「………だから、クロちゃんち人手不足だから手伝ったの!ともちゃん達もやってるし……」
黙ってるみつお君
「メールも……その、みつお君出発前に怒ってたから…返事しにくくて…」
ふんっって笑うみつお君
「何?感じ悪!」
ザバッッと身体の向きを変えられた
みつお君を跨ぐように座る私
「お前……クロになんか言われた?」
「なんかって?」
みつお君が綺麗な顔を見上げている
恥ずかしくて目をそらした
「ちゃんと見ろよ!」
ユルユルと目線を絡ませる
「お前は、俺の『彼女』だろ
他の男にチョッカイだされるとムカつくんだよ!浮気すんなっていったじゃん」
「ええ!違うよ?クロちゃんは友達だよ!浮気とかじゃないもん!」
ハア~とため息をつくみつお君
「バイト……辞めろよ?」
「……やだ」
「スズカゲ勉強大変なんだぞ?俺も忙しくなるから前みたいにキッチリ教えてあげらんねえぞ?」
「じやあ、週一にしてもらうよ
今は本当に人手ないからクロちゃん大変なの!それに……楽しいし…」
みつお君は機嫌悪~い顔をしながらも
しょうがね~な~!っていってくれた
「その代わり、ちゃんとやることやれよ?」
うん!……クスクス笑う
「みつお君…お父さんみたい」
「ふ~ん、みいはそうゆー事言うんだ」
手がユルユルと服の中に入ってきた
「ちょっ?…みつお君?」
焦る私にニヤリとする
「マジで!!やめてってば~~~~!」
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