297人が本棚に入れています
本棚に追加
お風呂の中で攻防戦を繰り広げる私達
「も~!みつお君?ふざけないでよ!」
ピタリととまるみつお君
「ふざけてないよ?みいはいつになったらさせてくれるの?」
『させて』って…赤くなる
つまり、アレ?
「…もう少し待ってよ
心の準備というか?まだ出来てないし
高校生になったばっかりだし……」
「なあんだ!心の準備かあ~!」
んん?みつお君は、『おいで』といって
バスタブを出る
「きゃあ~~~~もう!見えるよ~?」
脱衣場にいきタオルにくるまると
私に着替えを出してくれて、サッサといってしまった
なんだ?一体……
リビングにいったら冷たいお茶を出してくれた
ニコニコと私が飲み終わるのを見ている
不気味なみつお君……
「さ、いこ?」
みつお君は私の手を引っ張るとベットルームに連れていった
「きゃあ~みつお君~?なになに?」
ベットに押したおされてバスタオル一枚だけ身に着けたみつお君がのし掛かってきた
「みいちゃん?『心の準備』は男がさせてあげるんだよ?気が付かなくてごめんね?」
久々の天使スマイルの『王子みつお』
「いい……準備いい……」
「そんな訳にはいかないよ?みい…初めてなんだから『準備』しようね~?」
いやあ~~~~~~
部屋の照明が薄暗くなり
みつお君の唇が重なってきた
ーーーーーマジっすか?
最初のコメントを投稿しよう!