297人が本棚に入れています
本棚に追加
名門『凉影台』にも金髪の人っているのね?
みつお君張りに綺麗な顔だけど目付きが
滅茶苦茶悪~い
外国の人じゃなくて不良の人なのね…
金髪不良男はニヤリとすると
「いいのかあ~?オマエさここ高等部だぞ?中学部は校舎違うぜ~?
連れてってやろうか?」
ムッとして
「大丈夫です~!アナタも学校間違えたんじゃないですか~?」
「ああ~?てめ調子のってんなよ?」
くちを尖らせてぷいってそっぽむいた
あ~最悪~!
ちょうど先生が入学式の引率にきた
ドヤドヤと教室を出る生徒達
私も続いて出ようとしたら
「オマエ、名前は?」
金髪不良男がうでを掴んできた
「倉田 美依…」
胡散臭そうにみる
「オレ、西條優也……オマエさオレと付き合えよ」
は?「何処に?」
「馬鹿じゃね?オレの『女』にしてやるつってんの!」
してやるよ!…と言われても
「間に合ってます……」
さささっと逃げた!
あの人頭平気かなあ?初対面なのに
ってゆうか……『西條』って…
哲っちゃんと名前似てるね~?
―――――――――――
最初のコメントを投稿しよう!