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凉影台の体育館は、広くて綺麗だった
校舎も外国のお城みたい
姉妹高がイギリスにあるとかでモデルをそこの学校にしてるらしい
高等部入学する一年生は約400人位
編入してきた子は僅かだった
皆、成績をクリアできたら高等部に進学出来るが相当偏差値が高い
中でも、特進クラス(みつお君が入った)
はレベルが高い!
特進A、Bと2クラスあるけどAクラスは
宇宙人並々に頭いいらしい……
さすがみつお君…
式が進行していき、新入生代表の挨拶となった
「新入生代表、特進A組
『神宮寺光雄』君」
『はい』
壇上に上り堂々と挨拶するその人は
みつお君だった……
ざわめく会場
『ウソ!神宮寺ってあの?』
『初めて見た!……』『滅茶苦茶かっこいいんだけど!』
会場内の女子のハートはもっていかれ、
大人達や男子達は驚愕の目をむけていた
う~~ん!みつお君ってスゴい人なんだね?やっぱり
キョロキョロしてたら、欠伸をして興味なさそうな男子が約1名
金髪不良男『西條優也』
目が合うと口パクで『バーカ』と言われた
はあ?むかつく!
あっかんべーをしたら、声を殺して肩を揺らして笑ってる
なあに?アレ?かんじわる~い!
みつお君の挨拶がおわり、私の側を通りすぎようとした時
丸めた式次第で頭をスパーンって叩かれた!
注目を死ぬ程浴びた
も~!恥ずかしい~!
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