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教室に戻って自己紹介や簡単に授業の説明を受けた
やっぱり、大変そうだなあ勉強
チャイムが鳴って今日はこれで終了
みつお君の所へ行こうとしたら、ドドっと女子達がやってきた
「倉田さん~!神宮寺君と同じ中学校なんだね!友達だったの?」
うんと頷くと彼女らの黄色い声と質問攻めにあった
ひっ怖い!…
好きな食べ物から好きな女子のタイプまで……
でも、本人の知らない所ではアンマリいいたくないなあ 事実と違うかもしれないし 言って欲しくない事もあるんじゃないかなあ?
困っていたら、金髪不良男『西條優也』がウルセエと私を連れ出してくれた
女子達は静まりかえってたけど
今おもえばこの時の事から女子から口をきいてもらえなくなってしまった
――――――――
「西條君?どこいくの?」
私のうでを掴んでスタスタ歩いていく
「オレは部活…」
『部活~?』この金髪があ?と失礼な事を考えていたら
ぱっとうでをはなされて
「オマエ~!考えてる事が駄々漏れシテルんだけど~?」
ほっぺをぎゅっとツネラレた
「……ご、ごめんなひゃい」
ふんって歩いていく西條君…
「あの~?西條君…さっきはありがとうね?」
振り向いた西條君が
「優也でいいぜ?みい~?」
ニッと笑った顔が誰かに似てる気がした
―――――――――
みつお君のクラスにいったら
部活の見学があるとかで先に帰ってと言われた
が――――ん
寂しいなあ………
凉影は、陸上部が強いらしくてみつお君は嬉しそう
「頑張ってね?」
と一人で帰っていった
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