シンデレラレッスン14

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翌日も、みつお君とはあまり話しができなかった 部活が本格的に始まったら朝練があるために、登校も一人でいった ずっと一緒にいたから、かなり寂しい それに……クラスでも、まだ溶け込めなかった 持ち上がりだからグループは出来ていたけど、話しかけてもスルーされてる気がするのは、気のせいでしょうか? そんな感じで季節は5月になって 哲っちゃんとユキさんの結婚式になっていた 式場は、『割烹黒川』のブライダル場 新館の裏は洋風なお庭になっていて 素敵なチャペルもあった 近いから、歩いていった 週一でバイトは来てるけど、お客さんで来たのは初めて 後でクロちゃんとこ遊びにいこ~! 新館の玄関を入って受付をしたけど、一人だから緊張する~! ユキさんの親族側の出席者になっていた みつお君いないかなあ?キョロキョロしてたら、 「おい、なんでオマエいるの?」 ん~?振り向いたら西條優也君がいた 黒のスーツを着ている優也君は正に『極道』さんのようだ 「誰が、『極道』だってえ~?」 あら?また駄々漏れしてた? 焦る私にニヤリとする 「ってゆうか、オマエでかいな?」 でかい? 優也君の目線は私の胸をみていた 「ぎやあ!変態じゃん!」 慌てて隠す!去年みつお君に貰ったドレスを着たけど…胸が窮屈になっていた 身長伸びないのに胸だけ成長してるってキモイ~!背の高い人達には、この気持ちわからないよ~! 涙目でキッと睨む 「うぉっ…」優也君が怯んだ 「おい、倉田~!オレの弟誘惑すんなよ」 ん~?白のタキシード着たワイルド感ある哲っちゃんがたっていた 素敵だわ~?『馬子にも衣装』ね? だけど、新郎がブラブラ歩きまわっていいの?ユキさんと一緒にいたほうが……………………………?弟…? 「ええ~?優也君って哲っちゃんの弟なの~~~~~?」 がはがは笑う優也君と 何故か機嫌悪~い哲っちゃんを見比べた 似てるかも…………………
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