シンデレラレッスン14

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披露宴もとても感動だった お料理も美味しい 派手ではなかったけど、大人の二人にあった演出はとても素敵だった だけど、新婦側の親族席には私とみつお君しかいなかった 「みつお君?ユキさんの家族は来ないのかなあ~?」 「ユキさんの家族はいないよ ユキさんは施設で育って自分で大学いったんだ 今日はウチの両親呼ばれてたけど、父親は仕事で母親は顔出しにくいんじゃね? どっちも欠席ってありえねえよな だから、俺が式でユキさんと歩いたの」 ユキさん…家族いないのか だからなのかな みつお君をほっとけなかったのは 独りぼっちのみつお君を自分と重ねたのかなあ 少し、不器用な愛情表現はどうしたらいいかわからなかったんだね 哲っちゃん、ユキさんを一杯愛してあげてね! 「みつお君もさ~式出るなら言ってくれたってよかったじゃん みつお君いないからハラハラしちゃったよ?」 ジロリと睨むみつお君 「みい、お前携帯見てんの?」 へ?携帯? おそるおそる携帯取り出したら メール17件たまってた クロちゃんやともちゃんからもあったけど、みつお君から今日の詳細について数件あった 最後のメールには『アンポンタン』って 書いてあった 着信もあった…… 「俺ユキさんと一緒にいなきゃいけなかったから、哲っちゃんにお前来てるか見に行って貰ったんだけど?」 ご、ごめんなさい… ショボくれた私に 「次、メール24時間以内に返事してこなかったら、この前の続きヤルからな? 最後まで………」 『この前の続き最後までヤル』って… カアー~と顔が赤くなってしまった 「お?段々みいは反応よくなるなあ~ よし、よし」 頭をグリグリ撫でられた 「キャア、髪ぐちゃぐちゃになっちゃう!」 ぎゃあぎゃあとしていたら 「よお~ 神宮寺~ 」 優也君がたっていた
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