王子様の課外授業2

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花火も残り少なくなった頃 「「キャーっ!やっぱり陵太だ!」」 派手な格好の女達が ギャーギャーとやってきた 「花火してんの?うちらも入れてよ」 「ヤダ」 不機嫌なリョウ君 「ええ~いいじゃん ってか、今から遊びに行こ~」 「勝手に行けよ!うっせーな!」 腕に絡まる手を振りほどく仕種も セクシーだ 「いいじゃ~ん 一回ヤッタ仲なんだし」 え? 「え~アタシともシタじゃん!」 リョウ君が軽く舌打ちをして 亜依さんをチラっとみる みいに似ている邪気のない笑顔で 「いいよ~行ってきなよ リョウは すごーくモテるんだよ みつお君」 嬉しそうに自慢する亜依さん 「黙れ! 帰るぞ」 超絶 不機嫌なリョウ君に 促され 帰る俺達 とぼとぼ歩くリョウ君に 「幼なじみっていうより 完全に兄弟レベルだね」 慰めるつもりがトドメをさしてしまった 目で 人が殺せるなら この一瞬で 俺はリョウ君に殺されたハズ …ごめん
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