シンデレラレッスン6

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「食事はいりません!父にも 言ってください! 明日は学校もありますのでーーー 『ちっ』ーー とにかく送ってくるので!」 めっちゃくちゃ険しい顔してる みつお君  「みい、行くよ!」って 手を引っ張られ少し乱暴に 玄関ホール迄来た時――― 「あら~光雄さん、何処に いらっしゃるの~?」 ド派手な『これからご出勤デスカ?』 という言葉がしっくりくる 40代後半位の迷彩色ギラギラの オバサンが立ち塞がっていた 「こんばんは! これから友達を家迄送る所です すみませんが、失礼します ごゆっくりして下さいね?」」 爽やか笑顔を これでもか! と振り撒きみつお君が答えるが 「あら~?お義父様が久しぶりに 日本に帰られて家族が揃うの だから ご一緒しましょうよ!」 迷彩オバサンは動じない にこやかに笑いながら その目が私にピッタリ止まる 一瞬、獣の目に見えてしまった みつお君にさりげなく隠れながら 「こんばんは あの…お食事時まで すみません!みつお君の クラスメートの倉田美依です」 「あら~……… 光雄さん、お友達もご一緒 させてもらったら?」 『あら あら』と言い方は丁寧だが  さりげなく挨拶スルーされた? と感じる自分が嫌で 「ありがとうございます! せっかくですが…今日は帰ります  みつお君?ここでいいからね!」 と 逃げようとする私に――― 「ご家族には連絡いたしました」 和風美人が威圧感バリバリで 近寄ってきた
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