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――すごいなあ…………
いつの間にかというか
やや強制的にみつお君ファミリー
と食事をさせられた私
思ったより年配のみつお君の
お父さん
少し似ているけど、とにかく
怖そうな人だった…
ご挨拶はしたが『ごゆっくり』と
答えてもらっただけ
私には一切興味なし!といった風
で…他の人と難しそうな話しをしていた…
みつお君のお母さんは
綺麗な人だった
ご挨拶すると
『光雄がいつも
お世話になっております』
と、上品にいってくれたが
目が 一瞬
『めんどくさい!
帰ってくれないかしら』
と 冷たく光って見えたのは
気のせいだろうか?
ギラギラの『アラアラさん』は
みつお君の年の離れた
3人のお兄さん達の奥様の一人で
他のお嫁さん達と
オホホホと上品に笑いながら
私をチラリと見ながら
ひそひそ話していた…
お兄さん達は、みつお君お父さんに
自分の会社の資金がいくら必要か
なりふり構わずねだっていた
みつお君は無表情で食べている
ーーーすごいなあ…
こんな豪華な料理が
クソ不味く感じる
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