シンデレラレッスン7

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いつも二人で過ごす時間 休み時間やお昼休み 放課後の教室に『彼女』が 入ってきた ――――それを許してしまったのは私だった 「ねえ、倉田さん 神宮寺君と付き合ってるわけ?」 トイレで6~7人の女子に囲まれ 突然いわれる 「え………付き合ってるわけじゃないよ?」 「ふ~ん 神宮寺君好きな子が いるっていってだけどアンタ じゃないんだ!」 え?好きな子?… 「ってゆーか、付き合ってない ならうろちょろしないでよ!」 ち、ちょっと待って 「私、みつお君とは友達だよ! 一緒にいたいよ?」 「ふ~ん、じゃあリオも入れて あげなよ!っつ~か… ちゃんと告白したのに アンタみたいなのいると 本当 うざい!」 うざい……………… ショックだった 付き合ってなかったら 一緒にいられないの?… でも、みつお君に『好きな子』が いるということもショックだった 私、聞いてないよ みつお君の『好きな子』に とっても隣に女の子がいると 嫌なんだろうな… それからは なるべく 二人きりにならない様にした みつお君も男子といる事も 多くなり 自然と離れる時間が増えた だけど、放課後の教室は 私だけのものだったはずなのに―――――
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