王子様の課外授業4

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――――――サカキリョウタ この辺り?―――――― ―――――いや、俺が前に住んでた中学校でも、その名前は『オトコ』だったらアタマにいれとかなきゃいけないヤツ―――― 「女ってさ 弱いし… 簡単に抱かれようとするヤツも いるけど…………簡単じゃね~よ? みつお………」 ケンカ強いけど不良じゃない… 良くも悪くも有名な綺麗な容姿 その綺麗な顔が俺をみる… 「心は抱かせてくれねー…… つーか、オレだってそんなよく わかんねーけどさ! 弱いから……無理させんなよ? 特に、好きな子だったら 『心』?もカラダも守ってやれよ」 痛めつけられた額にいきなり デコピンされた ーーー!? ――――照れてる?…………? 「……っつーか、みつお? 力ずくってくやしいだろ?」 俺みてニヤっとする 「もう少し………待ってやってくれよ… みいは、オレの妹みたいなもんだし お前も……さ たぶん普通より頭も いーしカラダもでかくなってるけど 『心』が赤ん坊みて~だし? も~少し大人にお互いなってからさ やんな?…」 ――――誰もが魅力される絶対的なイイ男 「わかったよ………」 なんて、このヒトだったら素直に いえたけど この時のセリフを数年後聞かせて やりて~! 事があるとは………… 俺にすら、予想できなかった
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