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刃「もう疲れた・・・」
庵「俺も疲れた。ハァハァ・・」
刃「臭ッ!!」
庵「まだ言うのかよ」
刃「いや、マジで臭いから」
庵「臭くねぇべ~。ちゃんと風呂入ったしや~」
刃「え?何言ってんの?風呂に入ったくらいじゃ、お前の臭いは消えねぇよ」
三矢「洗剤を頭からかぶるくらいしないとね」
庵「どんだけだよ。ぜってぇコイツら頭イッてるしや。なぁ、葉瑠?」
葉瑠「キモイ、臭い、うるさい、アゴ!」
庵「うわっヒド!」
刃「葉瑠、葉瑠」
葉瑠「ん?」
刃「ナ~イス♪」
葉瑠「だべ~」
庵「馬鹿かっての!」
三矢「庵、馬鹿はお前だろ?」
庵「んだ~、朔魔なんて『さ』をとったらただの熊だべ!」
刃「あぁ~ん?」
庵「やんのかコラァ?」
刃「殺す!!!」
庵「やべぇ!」
刃が庵を追い掛け、また走り出した。
葉瑠「三矢、クラス表見てこようぜ」
三矢「馬鹿はほっとくか」
庵「うお~」
刃「臭ッ!!!」
遊んでいる二人をほっといて、俺達はクラス表を見に行く。
葉瑠「俺達は~」
三矢「んだよ、みんな一緒じゃんか」
葉瑠「俺と刃と三矢はいいとしても~、庵は・・・」
三矢「臭い~」
葉瑠「まぁいいんじゃね?」
三矢「消臭剤持ってこないと」
葉瑠「庵の席の周りに敷き詰めとくべ」
三矢「ついでに机の上に花のせておくべ」
葉瑠「とにかく教室行くか?」
三矢「誰も来てねぇだろ?」
葉瑠「立ってるより、座ってる方がいいじゃんよ~」
三矢「お前はファッキンデブだからだろ?」
葉瑠「お前、最低なヤツだな!」
三矢「はぁ?本当のことだろ?」
葉瑠「まぁいいや。教室行くぜ」
俺は、刃と庵を呼んだ。
葉瑠「お~い刃、教室行くぜ~」
刃「教室~?分かった」
庵「おう!」
三矢「庵は来なくていいよ~」
庵「何でや!」
葉瑠「早く行こうぜ~」
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