新学期

6/10
前へ
/10ページ
次へ
葉瑠「こんだけ長々と話しできるのって、ある意味尊敬できるかもな」 刃「尊敬なんてするかよ」 葉瑠「まぁ、スゲェってことで」 刃「スゲェってか、うぜぇ」 葉瑠「あ~、足痛い・・・」 刃「今日は家来んの?」 葉瑠「行くかなぁ~」 刃「別にどっちでもいいぜ」 葉瑠「庵達に聞いてからだな」 刃「え~、庵来なくていい」 葉瑠「理由は?」 刃「臭いから」 葉瑠「言うと思った」 刃「だって、声が臭いんだもん」 葉瑠「声が臭いとかどんだけ」 刃「俺は嘘は言ってない」 葉瑠「んじゃ、三矢?」 刃「あぁ、別にいいぜ」 葉瑠「ま、気が向いたら行く」 刃「おう」 速水T「こ~ら~、なに話してんの~?」 葉瑠「先生、校長先生話し長いですよ~」 刃「足痛くて死にそうです」 速水T「そんなんで死ぬワケないでしょ?はい、前向いて」 葉瑠「うえ~い」 それから5分後、ようやく校長の話しは終わった。 葉瑠「どんだけ長いんだよ」 三矢「神村、トイレ行くぞ」 葉瑠「うぃ~」 三矢「校長話し長いよな?」 葉瑠「あぁ。俺ほとんど話し聞いてなかったし」 三矢「つかさ、今日刃の家行くのか?」 葉瑠「どっちでもいいぜって刃は言ってた。どうするよ?」 三矢「行くのか?」 葉瑠「行く」 三矢「ま、とりあえずトイレ」 葉瑠「おう」 それから30分。 帰りの会も終わり、下校開始。 刃「なんで庵来んのやぁ~」 庵「何で駄目なのや!」 葉瑠「え?臭いから」 庵「またそれ」 三矢「んじゃ、アゴだから」 庵「アゴ関係ないべ!」 刃「え?関係あるでしょ?」 庵「なにがや!」 刃「臭いから」 庵「アゴが臭いワケないべ!」 葉瑠「死ねわぁ~」 庵「何でそこまで言われなきゃなんないのや!」 三矢「普通でしょ?」 庵「あれ?鉄は?」 葉瑠「知らね」 三矢「知らね」 刃「知らね~」 庵「アイツ来ないの?」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加