新学期

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葉瑠「あれ?あの車、お前ん家のじゃね?」 俺は外にいた車を指差した。 山岡「あ、ほんとだ。んじゃ、俺帰るわ」 刃「マジか~?」 山岡「だって迎え来たし」 葉瑠「歩いて帰れよ。俺がお前ん家の車で帰るから」 山岡「馬鹿言うなよ」 庵「んじゃあねぇ~」 山岡は帰って行った。 庵「さて、な~に買うがなぁ」 葉瑠「あれ?何でテメェいんのや?」 刃「消えな!」 庵「はぁ・・・。まったく、君達の相手をしている暇は無いのだよ」 刃「なぁ、ウザくね?」 葉瑠「うぜぇ。マジ消えてほしいんですけど」 刃「はい賛成~」 葉瑠「っということで」 葉瑠・刃「消えなッ!!」 店員「スイマセン」 俺と刃が庵に向かって叫ぶと、コンビニの店員が話しかけてきた。 店員「他のお客様の迷惑になりますので、もう少し静かにお願いします」 葉瑠「あ、はい・・・」 刃「すんませんした」 店員が元いた場所に戻ると、俺達もコンビニを出た。 庵「怒られてやんの」 葉瑠「うっせぇアゴ!つか、あの店員うぜぇ」 刃「ちょっと騒いだぐれぇでムカつくなぁ!後で激滅してやるぜ」 葉瑠「じゃあ、俺は滅殺する」 刃「んで、庵も死ね」 庵「何でそこで俺が出てくんのや?あ?頭大丈夫ですか?」 葉瑠「テメェこそ、匂い大丈夫かよ?声が臭いぜ」 庵「なにや声が臭いって!おめぇらマジあんこ足りねぇしや!」 葉瑠「え?何が足りないって?あんこ?馬鹿かテメェ」 庵「なにがや!」 刃「普通言わなくね?」 庵「はっ?みんな普通に言ってっから」 葉瑠「おめぇ、マジ足んねぇんじゃねぇの?」 庵「何が足ないってのや?」 葉瑠「知識」 庵「馬鹿だえ」 刃「お前がな」 庵「おめぇ、ちょっ黙ってろ!」 刃「やんのかぁ~?」 庵「かかって来てみろ!」 庵は走って逃げる。 庵「オラァ!着いてこい!」 刃「やだ」 庵「やだとか!」 刃「んだってぇ~、疲れるし~」 庵「怖ぇだけだろ?」 刃「んだこらぁ?」 葉瑠「なぁ刃」 刃「あ?」 葉瑠「早くお前ん家戻ろうぜ。時間の無駄だ」 刃「んだな。じゃあな庵」 葉瑠「家帰って風呂入りな。少しは匂いが消えるかもよ~」 庵「俺も行くっつうの!」 俺達は何も買わず、また刃の家に戻った。
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