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その彼が試合に出る?
私は彼の試合を1試合しかみていない。そう、優くんと早瀬くん、若松君が入学して今まで3年間で唯一敗退したあの決勝戦。
優くんや早瀬くんの強烈なシュートは二十本を越えた。だけど、1度も彼からゴールは奪えずに負けてしまった。
攻めの東北、守りの四日市と言われていたけど、守りに敗退してしまったのだ。
彼のセーブは華麗だった。四日市応援席もうちのチームがチャンスを迎えると声援を送る。そう、彼のセーブを見たいのだ。そして彼は試合終了まで応援席の期待にそったのだ。
その彼の試合を限定ではあるけど1試合見れる?
「私も中学生だったけど見てました。あ、あの?斗真君、決めてくれるよね?」未来ちゃんはこのメンバーの時だけ名前で呼ぶ。
「あのときは未来がいなかったからな。今はいるから。絶対に決めるぞ。」
「そうだな。裕との対決は1勝2敗。悔しいがその1勝も奴が負傷退場してPKで勝ったやつだからな。奴の無失点記録。俺たちの手で幕を引いてやろう。」
おう。
「最後に、今回のインターハイは私と裕ちゃんは見に行きません。次に会うのは選手権の決勝かな?お互いに負けないようにしないとね。
最後に、私は今を楽しんでるよ。裕ちゃんとデートしたり、お勉強したり。子育ても順調。私に似て可愛い娘なんだ。
裕ちゃんは娘にベッタリで私は少しオコなんだけど…。
進路の相談もして、二人で教職につこうって決めたよ。地元の大学に進む予定です。あっ、小春お姉ちゃんも元気でやってるよ。インターハイ見に行くみたいだから声かけてあげてね。
じゃあ、次はインターハイの時にお手紙するね。最後の祝勝のお祝いの。」
「まぁ、俺たち2チームを破る学校はないだろうな。裕の後がまの大林ってキーパーも若松の次、2年生最高のキーパーと言われているらしいからな。」
「今年は椿も入ったんだろ?間違いなく俺たちのラスボスだな。あとはくじ運次第か…。」
そういって入るが、ここにいる5人の選手権の相手は決まっている。選手権まであと7ヶ月。彼からどうやってゴールを奪うのかを話し合う3人であった。
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