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第陸章 女神の加護と獣神の加護①
※注)暴力的表現、性的表現があります。
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朔の【義手】にまつわる話から【鬼神族】たちは、並々ならない【覚悟】を見た。
忍武「俺、朔さんの【義手】にそんな経緯があったこと知らなかった………けど、朔さんから【左腕】を奪い取るのは『無理ゲー』だろ」
これは【妖魔】側詰んだな、と言う忍武に桂がそうでもない、と否定的だ。
桂「まず【山の民の王】と双璧を成す【海の民の王】は互角に渡り合える………が、俺たちの父上だからな敵対することはないだろう。要注意するべきは【霞童子】の【生まれ変わり】だ」
【霞童子】が【鬼陸之王】の【器】に適しているのは、母親が【鬼陸之王之姉毘売】だからだ。かなり適合性が高いと見える。朔が身柄を押さえると言ったことから、これは断定していいだろう。
國光「あ………【猿田彦】と【海原彦】は?」
國光は【書庫】で読んだ本の内容を思い出した。
貴輔「【猿田彦】?手塚治◯か?」
手塚◯虫氏の作品に特徴のある鼻を持つ人物が同名で登場する。貴輔は國光が【マンガ】を読んでいて、【マンガ】の【キャラクター名】を口にしたと思っていた。
伊角「若、何を言っているんだ。今は【マンガ】の話をしていない」
朔が自身で腕を斬り落とした話をしたので、殺伐とした雰囲気を和らげようとのことだろう、と伊角は考える。
玲鵺「【猿田彦】と【海原(わだつみ)彦】は、【陸の民】たちに殺された【鬼陸之王】の子の【遺骨】から【受肉】した【護法童子】だ」
【古族】の伝承では、【鬼陸之王】を【封印】するのに貢献している。【鬼陸之王】には一粒種の子があったが惨殺された。その【遺骨】を【闇嶽之王】と【大海之王】がそれぞれ【分骨】して【山】と【海】へ散骨し、【山】で生まれたのが【猿田彦】、【海】で生まれたのが【海原彦】だ。
桂「【護法童子】は、こちらの手の内にある。【猿田彦】は朔の長男・月、【海原彦】は遙の長男・瑤に生まれ変わっている」
まだ子どもなので手の内に置いておける。しかし、子ども故に引っ掛けられやすいという部分もある。
情報の擦り合せが行われる。どうやら【妖主】復活には超えなければならない【関所】があるようだ。
朔「まずやるべきことは、【鬼陸】の【部位移植】ができる【人間】の確保だが、これは十鎖を【実験体】として試してみる」
朔は、自身の左腕を自ら斬り落として【鬼陸之王】の【左腕】を【義手】にするという正気の沙汰ではないことをしている。
朔「【転生戦士】の俺が【部位移植】に成功しているから、【人工転生戦士】も試してみる価値、あるだろ!」
理論的には、イケると思うんだよと言う朔に暁魚が今更ながら訊いた。
暁魚「朔、お前………左腕の【義手】は安全を確保した上だったんだよな」
朔「………イケると思ってやったに決まってるだろ!」
忍武「今、ちょっと間がありましたけど………」
すかさず忍武がツッコみ、桂はさすが遙の兄だと呆れている。
桂「頭のイカレ具合は、朔のほうが上かもな」
比勇「まあ、いいではないか。失敗した場合は、【豪族級】の【妖士】が1体ポシャるだけのことだ」
ありのままを言っただけだが、比勇の言葉は正論だった。
洸「ハハッ………それはイイ!名案だ!」
洸は【金剛網】の中に閉じ込められたままの十鎖の前に立つと、網目に自身の手をつけて握り込む。
十鎖の指を切断した【金剛網】は、洸の指を切断することはなかった。しかし、【金剛網】に触れている洸の指や手のひらからジュウッと肉を焦がす音がして白い煙がモウモウと上がっている。
空海「おお!【竜の鱗】スゲエ!」
【金剛網】の【特殊能力】が内と外で異なるわけではないらしい。【空海】が感嘆していた【竜の鱗】は【北海黒竜王】の【防御力】のことだ。
【北海黒竜王】を起点に【回生】をしている洸には【竜種】の【竜の鱗】と比喩表現される【絶対防御】が備わっている。
洸「お前のオヤジが御影(前世の俺)に与えた苦痛を理解してもらうためにも、麻酔無し手術を提案する」
【竜の鱗】で護られているとはいえ、指が切断されないだけで洸の手の肉は【金剛網】に焦がされている。指の腹に水ぶくれができているのでダメージを受けている。かなり痛いはずだが、洸は十鎖に酷薄な視線を向けて【最澄】に【金剛網】を解けと言った。
このまま【金剛網】を張り続けても、洸の手のひらや指に水ぶくれを増やすだけなので、【最澄】は言われるままに【金剛網】を解いた。
その瞬間、洸は十鎖を床に組み敷いて上に乗り自身の両手両足を使って関節を押さえつける。
洸は華奢な体躯で対する十鎖は、筋肉質でガタイが良い。しかし、この体格差をものともせずに洸は十鎖を圧倒していた。
桂「【関節技】は、【小】が【大】を制すと言うが………教本のように見事だな」
兄の欲目無しで褒める。『柳生憎し』の執念で洸は【関節技】を完璧にマスターしているのだ。
洸は身長は高いが体格には恵まれているほうではない。『細身だが脆弱に見えないしなやかな体躯』は鑑賞用には【美しい体躯】だろうが、実戦では【肉弾戦】向きではない。
しかし、【接近戦】で体格差に左右されない【格闘術】が【関節技】だ。どれほど体格に恵まれていても、関節を極められては身動きできない。
十鎖「お前!僧侶のくせに、【接近戦】で【組み合い】仕掛けるとか………反則だろ!」
この【脳筋僧侶】が、と十鎖は悪態をつく。
洸「うるさい!………耳障りだ」
後半はゾッとするような冷たい言い方で、洸は十鎖の喉に手をかけ親指と人さし指でキュッと喉を挟む。これで十鎖は声が出せなくなった。
朔「洸、ちゃんと加減しろよ。それ、ちょっとでも力加減間違えたら、脛骨が折れて窒息するから」
注意していると思うのだが、試しにやってみろと言ってるような気がしなくもない。
桂「因みに、もうちょっと上押さえたら頭に酸素が回らなくなるぞ」
國光「2人とも、勧めてませんか!」
國光の言うとおり、朔と桂は【技】のアドバイスをしている。
洸「お前は、宗典そっくりでムカつく!」
このまま殺っちまおうかな、と言う洸の目が本気だ。両手で首を絞めにかかっていた。
洸「宗典とあの毒婦の倅って理由だけで、俺にはお前を殺る真っ当な理由があるんだよ」
言葉の内容から毒婦というのは、十鎖の母親のことのようだ。
素子「待て!毒婦というのは十鎖の母親のことか?陵御影殿は100年以上前の御人だろ」
十鎖の母親は、性格はともかく『常人』だったので100年前に存在しているはずがない。
洸「【脳移植】だ」
何のことかわからないが、【無免許】でも【医術】の心得がある暁魚、【医師免許】のある朔と桂には解った。特に【基礎医学】専門の朔は、それが年齢を重ね老いた者の【脳】を若者の【脳】と入れ換えて体を交換する【交換移植手術】を指していることまで理解した。
朔「【大脳】を若者の体に入れ換えて若返る方法だ。これなら、【異能力】は必要ない」
年老いたAという人物がいるとする。このAは【アンチエイジング】により若さを保つのではなく、若者そのものになりたい。Aは自分の理想の姿をした若者Bを見つける。そしてAとBは互いの【大脳】を入れ換えてAは念願の若い肉体を手に入れる。Bは老い先短い老人になる。
忍武「【大脳】を若い体に移して、これまでの経験値を引き継ぐってことか?」
【劣化版】ではあるが、それは【医療技術】で【回生の術】をしているようなものじゃないか、と言う忍武は見た目はガチな脳筋だが意外にも知的な一面がある。
朔「ある一点が判明すれば【医療版・回生の術】として医師限定で公表、臨床実験を幾つもこなす必要はあるが発表することは可能だ」
【人間】の【脳】を入れ換える行為は【外道】の所業であろう。この【脳移植】は片方は切望しているが、もう片方は事情説明なく『目覚めたら老人でした』といった具合だ。そこは、大金を握らされてしっかり他言無用を言い含められているだろうが。
比勇は理解できないようで、腕組してうーんと唸っている。桂が、理解しなくていいから最後まで大人しく聞いていろ、と話の邪魔をしないよう言い含める。
朔「十鎖、お前を産んだ女は、【大脳移植】で体を変えている。御影様の殺害に関わった女は体はお前の母親ではないが、こっちのほうは同一だ」
朔は人さし指で自身の頭をツンツンと突く。
素子「あの毒婦!頭の中はババアだったのか!」
十鎖の母親は、見た目は実年齢より若く見える毒を含んだ雰囲気の美女だった。幼くして父親を失くした従兄で、【尾張柳生】の兵輔をいびり倒していたのを見兼ねた素子が苦言を呈した時、跡を継げない小娘が生意気に意見するなと言われたことを思い出す。
十鎖「どおりで、最期は自分の息子のことも覚えてなかった………その【移植手術】、【脳】の老化までは止められねえようだな」
認知症で、わけのわからないことを言っていた、と十鎖の言葉を聞いた朔はそれは初耳だと世紀の発見をしたように喜ぶ。それは正に知りたかったある一点だ。
朔「体を変えて若さは保てても、【脳年齢】の老化は止まらないわけだな」
十鎖の母親は、正確な年齢は特定できないが、十鎖の手にかかった時には100才を少し超えたぐらいのはずだと朔が告げると、十鎖は逆算してオレを産んだ時は80才ぐらいだったのかよ、と顔を顰める。あくまで【脳年齢】である。体は若々しかった。
素子「逆にすごいな………80才過ぎの脳みそで、あんな子どもでもやらない嫌がらせを兵輔兄者にやっていたとは」
洸「中身は子どもだったのだろうな………御影の男性器に何本針が入るか、試していたからな」
男性陣の顔色が悪くなる。
洸「一緒にいた連中も面白がっていた。アイツらは、【穴】さえあれば【棒】は必要なかったからな………その中には勿論、宗典もいた。化膿したら臭うから斬り落とせと言っていたぞ」
絶対にアイツの分身は斬り落としてやる、と言う洸は十鎖の股を見て試し斬りしておこうかな、と呟く。
桂「若いお嬢さんたちが見ている所ではヤメろ」
一応止めているが、逆を返せば麻衣那と上総のいない所では構わないということになる。
朔「………何の悪事を働いたわけでもない御影様に………腐れ外道だな」
洸の目的が斬り落としなので、朔は宗典たちの所業だと思ったがそれを洸は否定した。
洸「針の詰め込み過ぎで、血塗れになるわ、痛いわで耐えきれずに自分で斬り落とした」
言葉にならなかった。
沈黙を破ったのは素子である。
素子「あの毒婦を生き返らせて、【子宮】が破裂するぐらい針を詰め込まないと怒りが収まりそうにないぞ」
生きている女性には残酷過ぎて無理だが、死人が相手なら素子は結構やれそうな気がしている。
朔「暁魚、お前の嫁がヤバいぞ生き返ったらマジでやる顔だなアレは」
暁魚「現実的に生き返ることはないだろう?」
リアルに無理だからその心配はないだろう、と言いかける暁魚だが【空海】と【最澄】が【黄泉返り】可能だと言った。
空海「陵御影は、【女神・エレオノーラ】が最も寵愛した【人間】だ。復讐の為ならエレオノーラは【生神】【死神】に土下座でも腹踊りでも披露して頼み込むぐらいする」
最澄「陵御影殿は、元は【α】でしたが、エレオノーラがその容姿に一目惚れして必要以上に【加護】を盛り過ぎたが故に【Ω】に【変異】してしまったのです。彼の【死】には【女神】にも一旦の責任がありました」
【最澄】の言葉が手厳しいが、それに関して【全能神】から【天罰】を下されたらしい。対になる【獣神・ヴィットリオ】と共に【神】の【権能】を【封印】されて【人間界】へ堕とされた。何もしていない【獣神】は完全巻き込まれ【天罰】なので、それを【最澄】は理不尽と感じているのだ。
朔「3組目………【全能神】、【天罰】好きなのか………」
正確には1組は志願している──────────こちらも【竜神】が志願したせいで【虎神】が巻き込まれた──────────なので【天罰】を受けたのは2組だけである。
空海「エレオノーラの名が出たから、ついでに話しておく。柳生宗典から【人工転生戦士】の【異能力】が消えたのは、『【女神】の怒り』だ。もっとも、【異能力】を消した【神】は【獣神】だがな」
【獣神・ヴィットリオ】の【権能】は【力(ちから)】という概念で、【人間界】の【生物】に【異能力】を授けることや、その逆の奪うこともできるらしい。つまり、【柳生宗矩】の【転生戦士】である素子の誕生のせいで宗典は【異能力】を失ったのではなかった。
【獣神】は【α種】に【加護】を授ける。【α種】に【チート能力】が備わっているのは【α種】が『【獣神】の【力】の衛士』だからだ。
最澄「更に言えば、【女神】と【獣神】は【β】という【目印】を付けて、任意の【人間】を選んで【転移】させる【能力】があります」
常人が多い【β種】は【亜神】が選別した【転移させる候補】だった。【Ω種】には【女神】、【α種】には【獣神】それぞれ【加護】を授けられているが、【β種】には【加護】がない。【β種】は【ナンバーズ】という【Ⅰ】から【Ⅵ】までの【ナンバー分類】がある。【ナンバー】が高い【Ⅴ】と【Ⅵ】は【突然変異】で【α】か【Ω】に【変異】することが確認されている。そして、この【Ⅴ】と【Ⅵ】の【ナンバーズ】に【漂白の者】が多い。どうやら【時空】を超えることで何らかの【異能力】を得ているようだ。もっとも、あくまで多いのであって全員が【漂白の者】というわけではない。
空海「【β−Ⅰ】は【異能力】を【神】に奪われた者だ。まあ、コイツは間違いなく【お仕置き】された後【地獄行き】確定だ」
柳生宗典は【β−Ⅰ】になっている。【Ⅰ】は【神の裁き】の後に【地獄】へ堕とされるが、そこから先は【地獄の主・閻魔天】が決めることだ。【β−Ⅵ】の【ナンバーズ】だったから悪事さえ働かなければ、【人工転生戦士】の【成功例】にもなっているので【α】に【変異】できたものを、【欲】に負けて台無しにしてしまった。
朔「10年ほど前に、【雷神・鬼童丸】の怒りに触れて、【北条のご隠居】が落雷に焼き焦がされて絶命しているが………あんな感じの【お仕置き】か?」
桂「あれは酷かった………真っ黒な消し炭になり、触れた箇所がボロボロに崩れて骨も残らなかった」
日本が【王国制】になる前の【国会】で【総理大臣】を努めた経歴があり、【王国制】になった時【初代国王】に就任した【伊勢龍雲】の異母兄の最期の様子は大々的に報道されていたので知らない者はいない。
【雷神】の怒りに触れた理由は、【雷神】の愛した【人間の女】の最愛の恋人を死に追いやった張本人だった。ものすごい私情による職権乱用だが、【神】の寵愛や情愛はそういう規模の大きさなのだ。
空海「エレオノーラに【戦闘力】は皆無だ。【女神】は自衛手段すら持たない最弱の【亜神】だ」
最澄「空海………最弱は言い過ぎです。エレオノーラは、【暗示能力】に特化しています。相手を【洗脳】して戦意喪失させることで【戦闘】を回避するので、『戦わずして勝つ』軍師のような戦術が得意なのですよ」
それに、【戦闘】行為は相棒の【獣神・ヴィットリオ】が全て請け負うので、見方によっては、【女神】と【獣神】は最強コンビなのだと言う。
律鹿「【女神】に【獣神】か………懐かしいな。もっとも、あの時は【なよ竹】と【月詠】と名乗っていたが」
律鹿が言っている名は【人間界】で名付けられた名だろう。
桂「それは………【輝夜姫】と【月詠王】のことでは?」
生没年不詳だが、【中世日本史】の伝承で伝わっている『絶世の美女』と『剛健の武者』の名と同名だった。
律鹿「ああ………同一人物ですよ。いやあ………当時の【帝】の元へ入内する寸前に【月詠】が【なよ竹】を連れ去って『駆け落ち』したのは痛快でした」
私、あの当時の【帝】が大嫌いだったのですよ、と私情も交えながら律鹿は懐かしみながら昔話をする。
素子「結婚前の連れ去り!『卒業』じゃないか!」
素子の食い付きがスゴかった。しかし、『卒業』とう映画作品が【20世紀】の作品で【2X世紀】の現在ではほとんど知る者がなかったのだが、『女のカン』が働いたのか上総が素子に訊ねた。
上総「姐さん!その『卒業』って何ですか?………私のカンでは【ロマンス小説】っぽい気が………」
素子「【昭和時代】の【ロマンス映画】の名作だ。【モノクロ映画】だが、それがまた趣があってイイ!」
クールな素子が熱の入った力説をするので、相当お気に入りの映画作品のようだ。暁魚は、かなり引いている。素子の隠された願望を垣間見た気がする。
麻衣那「あ………お義母様の『コレクション』にあったわ。私はまだ観てないけれど、ラストの教会で結婚式を挙げる所で、新婦を連れ去って行くシーンが最高だそうよ」
麻衣那の言う、ラストシーンはネタバレである。しかし、十代の乙女はそういうのが大好物だった。
上総「観たい!超観たい!若様、上映会してください!」
玲鵺の母親の『コレクション』なので彼に言ったが、玲鵺は頬を引きつらせている。母に『卒業』を借りる時にものすごく揶揄われることが目に見えているからだ。
素子が上映会には招待してくれ、とマジ顔で言っているので1回観てるだろうと言った玲鵺に対して素子は、10回は観たと答える。何度でも『おかわりできる』とのことだ。
洸「意外にも【ロマンス映画】にハマるタイプなんだな………御影も当時は影千代と何度も映画館へ足を運んだものだ」
【影千代】は御影の双子の姉だ。二卵性なので容姿は似ていない。御影より10年ほど前に十代の若さで【戦死】したが、【風魔】にいた痕跡全て消された【頭領一族】の娘である。因みに映画は、リバイバル上映なのでリアルタイム世代ではないらしい。
空海「話………戻していいか?」
元【平安時代】人なので、映画と聞いてもイメージが湧かない。映像をデータ化して端末で視聴する現代には馴染んでいるが、【1990年代】の文化には疎い。
朔が、連れ去り後から頼むと言っているので脱線前の話はしっかり聞いていたようだ。
AIのイラストです。
左:女神・エレオノーラ/右:獣神・ヴィットリオ
名前しか出てませんが、【人間界】に影響する【権能】を持つ【亜神】です。
作中に出ている映画『卒業』は、カラー版があったと思います。1960年代の映画は、カラー版とモノクロ版の両方があるので表記ミスではありません。
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