[2]子猫、オオカミに捕まる。

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ーーーーーキーンコーンカーンコーン.. はぁ、やっとかよ。 あ~、まだ用事のこってんぜ.. そういえばいつもうるさいあいつ等は、。 「じゃーなっ!!」 「また、明日ね。」 なんて言ってそそくさ帰っていきやがった。 くそっ。逃げ足はやすぎんだろ。 野暮用に付き合わせようとするといつもこうだ。 アイツ等明日、覚えてろよ。。 ーーーーーーーーーーガラッ 「で、なんですか。」 「あぁ。これ、置いてきてくれ。」 と、道下がクリップで束ねられた書類を俺に渡してきた。 これくらい、自分でおきに行けよ.. 「まぁまぁ!!いいことあると思って!! がっはっはっ!!ジュースぐらい買ってやるぞ~。 ってことで、図書室まで頼むな!!」 ..よりによって、滅茶苦茶遠い図書室かよ..。 そりゃ、自分でいかないわけだぜ。こいつ。 「ジュース、忘れんなよ。」 そう言い残して書類をもって図書室へと足を進めた。
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