[2]子猫、オオカミに捕まる。

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~翠side~ ーーーーーピーンポーン.. ..?誰だろう。 まだこんな早い時間なのに.. と、いうか、僕に知り合いはいないはず.. ってことは、訪ねる部屋間違えたのかなっ..?? そうだとしたら、教えてあげなきゃねっ 僕は小走りで玄関に向かい、そのままの勢いで扉を開けた。 「はぁぃ。すみませんが、部屋間違えてないで.... 「間違えてねぇよ。」 ..え??! こ、この人は、昨日の図書室の!! ??間違えてないって、どうゆう..?? もしかしてっ!昨日のお礼をしろ..とかかな?! なに、したらいいんだろ?! 「あ、あの..!お礼とかっ..全く考えてなくって!!だから、あのっ、えっと!..」 「んなの、いらねぇよ。 ってか、そんなことしてもらうためにわざわざこんなとここねぇよ..。」 「..えっと、なら、なんでここに。?」 お礼じゃなかったら、何をしに来たのか全く分からない僕は、不思議なものをみるような目で、目の前の人を見ていた。
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