[2]子猫、オオカミに捕まる。

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「....ーーーた。」 「え?」 「だから、 ....惚れた」 ..??? ホレタ??? え?え??急にこの人はなにいってるのだろう。 この人は穴を掘ったことを報告しに来たの?? 僕に? えっと、。なん、でっ??← 「えっ、と、どこが掘れたんですか....??」 と、僕がこれまた不思議そうに聞くと、 その人は目を一瞬見開き、複雑そうな顔をしたあと 今度は真っ直ぐ僕の目を見て少し赤く染まった頬で口を開いた。 「そっちの掘れたじゃねぇよ....。 ーーーーー前が好きだ。…ー神崎 翠..。」 「..へ..?」 ..え、好きって..好き?? ら、らいく、、だよね? なんでっ?えっと、え?!/// 僕は混乱していてなにがなんだかわからない、。 友達になりたいってこと?? って、一人でアワアワしていたら、斜め上からため息が聞こえた。 「はぁ..その顔、これだけいっても、まだわかってねぇみてーだな。 思ってた以上の鈍感さと、..天然だな。 これで..わかれよ。」 「へ..?」 何をいっているかわからない僕はその人の顔を見上げたまま固まっていた。 だけど、次の瞬間、僕の視界にはその人の顔のドアップが写されていた。
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