2人が本棚に入れています
本棚に追加
ある時、神主は不思議な夢を見た。
幾つもの光の光線が渦を巻き、
やがて一つの玉になる。
その玉は、いつしか七色に輝き始め、
周りを包み込む様に、回り始めるという夢‥
汗ビッショリになって目を覚ました神主は、
その夢の持つ意味を謀りかねていた。
すると、どこからか鈴の音が‥
(はて?この鈴の音はどこから?)
不思議に思い、鈴の音に導かれる様に行ってみると‥
なんと、神殿が淡く光っている。
あまりの事に、畏怖の念を抱きながら、
恐る恐る中を覗き見ると‥
1人の幼児が、静かに座っているではないか。
最初のコメントを投稿しよう!