我が名はアイ!

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ある時、神主は不思議な夢を見た。 幾つもの光の光線が渦を巻き、 やがて一つの玉になる。 その玉は、いつしか七色に輝き始め、 周りを包み込む様に、回り始めるという夢‥ 汗ビッショリになって目を覚ました神主は、 その夢の持つ意味を謀りかねていた。 すると、どこからか鈴の音が‥ (はて?この鈴の音はどこから?) 不思議に思い、鈴の音に導かれる様に行ってみると‥ なんと、神殿が淡く光っている。 あまりの事に、畏怖の念を抱きながら、 恐る恐る中を覗き見ると‥ 1人の幼児が、静かに座っているではないか。
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