序章

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「ヴあー… 」 どうしようもない程暑い室内 いつまでも鳴き続ける蝉達。そんな現状に俺、山田健斗(やまだ けんと)はうんざりしていた 本当であれば、今頃エアコンを付け、ゲームをやっているのだが… 「まさかエアコンが夏休み初日に壊れるとは…」 なんと運の悪い事か。俺は前世でどんな悪行を働いたと言うんだ。 あまりにも暑すぎてゲームどころか何もやる気が起きないのだ。一応エアコン業者に電話をして、直して欲しいと言ったが 業者「明日の16時に来ますね~」 健斗「えっ」 大げさに聞こえるかもしれないが、俺にとっては死刑宣告だった 明日のしかも16時って… 流石にここに一日中いたら死んでしまう。どこかに行こう
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