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「何? りょーちん?」 「んん・・・」 「虹の庭とか・・・コドモっぽくて、もういけん?」 「いや、そんなことなくって・・・、 オレ・・・」 “どーしょう、 オレ、 やっぱり、スヅが好きなん!!! キモチ、全然、変わっとらんかった!!!” オレのココロが勝手に騒いどる。 「分かっとるんよ? 僕・・・。 確かに、『虹』とか・・・、高3男子で、ソレは無いわ。 でも、でも、 僕、光のプリズムがすっごい好きなん!あんな綺麗なもん、他に無いやろ? な? りょーちんー、なんて言ようかー?」 スヅ、真っ赤になって言い訳しとる。 「ん? 無理にオトナぶらんでええよ? スヅが好きなんにし?」 「なんよ?! にやにや笑ってっ!! コドモじゃって馬鹿にしとるやろ?! イタタタ思っとるん?!」 違うんよ? .
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