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オレはそれに答える前にまず、隣りにいたスヅに言った。
「ちょ、ゴメン、スヅ。先に購買行っとって？
オレの分の焼きそばパン確保で頼むわ。」
スヅは「ん。」って、購買に入っていった。
それを見届け、オレはシバの首根っこ、二の腕に引っ掛けて壁際へ寄った。
ちらと、周囲を確認してから、おもむろにシバに言ってやった。
「あんな、スヅな、
小悪魔になっとったわ。」
ぶはあっっっっっ
ってシバが吹き出してからの大笑いが始まった。
あんまり、ぎやはは五月蝿いんで、ちらと購買部を見ると、中からスヅがコッチ見とった。
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