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朝。
制服に着替えて洗濯物をどうしようかと部屋でうろちょろしていると
「羽鳥君?どうしたの?」
朝御飯の用意をしていた実に話しかけられた。
「いや、洗濯機どこかなって…」
実は風呂場の方へ指を指して
「洗面台の横にあるよ。今は干す時間ないから近くにおいておけば?」
実に教えられ洗面台のところへ昨日履いた靴下をおいといた。
リビングに戻るともう実は朝御飯を食べていた。
俺も実が作ったトーストと目玉焼きを食べながら
「実、俺のことさ夏梅って呼んでいいよ。なんか俺だけ名前呼びってはずいからさ。」
実は少し固まった。だけど顔を上げて俺のことを見て凄い眩しい笑顔で
「うん!夏梅!改めてよろしくね!」
こいつこそ王道主人公っぽいなーと思いつつ俺も笑顔で
「こちらこそよろしくな!!」
そう答えた。
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