一通の手紙

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P.S. 今の僕も光ちゃんを幸せにするので未来の僕も光ちゃんと共に幸せであってください♪ 過去の自分からの手紙だった… なんとなく書いたような気はするけど今更なんでこんな手紙が届いたんだ? 「ブーッブーッブーッ」 バイブの鳴り響いたスマホを見ると光からの着信 「もしもし?」 「HAPPYbirthday啓太!28才おめでとう!」 「あっそっか、今日誕生日だったんだな」 「自分の誕生日すら忘れるとかさすが啓太ね(笑)それよりも手紙読んでくれた?」 「えっ?この手紙光が送ったの?でも俺の字で書いてあるけど…」 「やっぱり忘れてるー!高校卒業するとき2人でお互いに未来の自分へ手紙書いたの覚えてない?10年後も付き合ってたらお互いの預かってた手紙を渡そうって約束したじゃんー」 「そうだっけ?手紙書いた記憶はあるんだけど…」 「まあ啓太はどうせ忘れると思ったから私の手紙は白紙なんだけどね(笑)それよりも啓太の手紙はなんて書いてあったの?」
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