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神の腹から背、そして偽りの空へ伸びる希望の一閃。
貫かれた身体から溢れた鮮血が、白銀のローブを
近藤の羽織りと同じ深紅へ染め上げる。
βl@ck★OUTに君臨した神が、地に堕ちた瞬間であった。
長い緊張から解かれ、僅かに溢れた笑みと共に近藤が口を開く。
「これで“最後”なんだな。」
「懐かしく嫌な笑みだ。同じ戦線(とき)を過ごしたお前なら言わずとも分かっているだろうに。」
「ははっ。まぁそう言うな。」
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