第三話《マラソンランナーの秘密》

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私は眠ってしまった。 目を覚ますと朝焼けが綺麗だった。 男達は近くには居ないみたいだったので砂浜から昨日届いた見晴らしのいい無人島の頂上へ向かった。 「久美さん…」と、声がした。 恵子さんが草むらから出てきた。 私が「恵子さんクルーザーでスタッフ達の奴隷になったじゃ…」と、恵子さんが「迷彩服の男が口でスタッフ全員を逝かせたら復活させるって言うから私…頑張って…デリヘル嬢だし…」と、私が「愛さんはどうなったの…」と、聞くと愛さんはクルーザーの男達に男無しじゃ生きれない身体にされてしまった。と教えてくれた。 私は恵子さんと無人島の頂上へ向かった。 頂上へ着くと砂浜に男達が見えた。 幸子さんが6人の男達に追いかけられていて4人の男は砂浜の狭い岩場に落とし穴を掘っていた。 1メール50センチ位の穴が20分位で掘られて小枝を敷きその上に無人島に自生する大きな葉っぱを置き砂をその上にかけて落とし穴が完成した。 この時、7月28日7時。 110万円まで32時間だった。
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