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甘い香りの漂う先に
甘いマスクと真っ赤なワイン
二人で出会った思い出の場所へ突然のお誘い
今日は特別な空気を纏った彼
どうしたのかしら…顔色が悪いわ、緊張してる?
まさか…プロポーズ?
どうしよう、こんな時にモジモジとお尻が痒い
彼のお話が全く頭に入ってこない
素敵なお店のカウンター席
今この場所でお尻を掻くなんて考えられない
…あら、さっき食べたニラが歯に挟まっている
髪の毛をクルクルといじりながら
神経はニラを引っ張る舌先に集中しているのに
彼のお話は続いている
彼の視線がなかなか外れない
そして、少しすずつお尻をずらしてみる
少ない摩擦で痒みが増した
彼がマスターとお話をしている
今だわ!
思い切って大きく腰を左右に動かしてみた
次はお口の中にゆびを突っ込みたい
我慢できない我慢できない我慢できない
"誰か助けてぇ~"
あれ、彼がいない…よかった
お化粧室に行ってきます。
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